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「男の料理教室」真っ盛り!

最近、料理教室に参加する男性が急増しているようだ。団塊の世代など、厨房に入ることに躊躇しがちな高年齢層をターゲットにした「男性専用の料理教室」も盛んである。「趣味の幅を広げたい」「単身赴任なので、自炊できるようになりたい」など、参加の動機は様々だが、中でも動機の上位を占めるのは「定年後時間ができたので趣味として始めた」「妻や家族に頼らなくても生活できるように」などである。

基本的な家庭料理を学ぶ

全国18ヵ所に教室を持つベターホーム協会ではすでに1991年から男性専用の料理教室を開設しているが、当初の受講者は300人程度だった。そのベターホーム協会が、2005年に「60歳からの男の基本料理」の特設クラスを開くや、受講者は大幅に増加、現在は全国の男性専用教室に5600人以上の受講者が通っている。毎月1回、年間12回(6か月分の会費2万1200円)の講習で、「これだけは作れるようになりたい基本料理、伝統的な和風の家庭料理」として天ぷら、茶碗蒸し、肉じゃが、五目ずしなど、38品の料理を実習する。実習を通して、だしのとり方、米のとぎ方、野菜の切り方、魚の下ごしらえなど、おいしく作るための基本技術から、盛りつけ、食品の保存、道具の選び方など、台所の基本的な知識やコツが身につくとか。

「男の料理教室」真っ盛り!

同じく男性専用で「一般的な家庭料理」中心に各会の講習メニューを組むのは「男の料理倶楽部 だんしゃく」。毎月2回の自由予約制(自分の都合で受講の日時を選べるシステム)になっていて、3か月の「はじめてコース」や6か月・12か月の「かんたん家庭料理コース」などがある。「りんごの皮がむけない人も大丈夫!」という1日体験レッスン(1回2,620円)もあり、包丁の使い方から、肉や野菜の扱い、味付けのポイントなどを学ぶことができる。

地方の市町や、ボランティア団体が運営する料理教室にも「男性専用」が増えている。例えば東京・日野市が運営する「男の基礎料理塾」。1コースが5回(5日間)で、年間2コースが開講される。「料理初心者で健康的食生活を目指す、おおむね65歳以上の男性」を対象とする。参加費は1回400円で、管理栄養士が健康重視の日常料理を基礎から指導してくれる。例えばある回では「ご飯、すまし汁、ぶりの鍋照り焼き、ほうれん草のお浸し」また、別の回では「炊きこみご飯、鯖の味噌煮、胡麻和え、たぬき汁」など、和食中心の素朴な日常食を学ぶ。

さらに本格的な料理へ

これらの教室が男性も身に付けたい「料理の基礎」の習得をめざすのに対して、本格的なコース料理へのチャレンジが組み込まれた男性専用の教室もある。
2001年から一種のサークル活動として毎月第三土曜日に、いわばボランティアによって営まれてきたのは鎌倉市の男性料理教室「旬の会」。半年分で会費9,000円、他に材料費として各回1,000円で運営されており、当然のことながら、講師と助手以外の参加者はシニア世代の男性。「高齢化社会に向けての自主自活の生活をめざす」が眼目のサークルだが、毎回「男の料理」教室にしては手の込んだメニューが並ぶ。例えば、4月15日の会では「手づくりソーセージ3種・グリンピースのスープ、カナッペ3種とパン」などに挑戦した。

東京ガスが運営する男性専用の料理教室「男の厨房」は「初心者の男性のための週末の料理教室」と銘打っているが、和・洋・中の本格的なコース料理が講習メニューにセットされている。毎月1回開催の土曜コースと日曜コースがあり、それぞれ1コース3回分7,500円で「中国料理の基礎」「西洋料理の基礎」「日本料理の基礎」を学ぶ。例えば「西洋料理の基礎」のメニューは 「チキンカレー、キュウリとトマトのサラダ、ベーコンときのこのスープ、」となっている。そして東京・埼玉・神奈川などにある15教室のほとんど全てが満員という盛況ぶりには驚かされる。

さらに本格的なコース料理を学ばせるのはラマダホテル大阪が運営する「男子厨房に入る会」。1か月1回、3か月シリーズの男性料理教室である。さすがにホテルの厨房を使って、料理長が自ら指導にあたるだけあり、1回の参加費は3,500円だが、受講者は豪華なメニューに挑む。例えば「ビールに合う料理教室」では「自家製牛肉コロッケ、秋鯖のムニエル薩摩芋のフリチュ-ル添え、塩豚の素朴なドイツ風煮込みマスタード添え、オニオン・ガーリックスライス」のメニューを学ぶことができる。参加者にとってこうした教室は「作る」と同様に、またはそれ以上に「食べる」も大きな魅力なのでは?

とにかくいま、高齢を迎えようとする男性が自立・自活の生活をめざすべく、わが国は「男の料理教室」真っ盛りである。

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