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利用者の7割が男性、連日満員の盛況

「マージャンができる」と人気のデイサービス

「マージャンができる」と人気のデイサービス日本の介護保険において提供されるサービスは、在宅介護サービスと施設介護サービスに分かれている。この在宅介護を支える上で大きな役割を果たしているのがデイケアサービスである。その利用者の大半は多くの国と同様に女性であり、男性には何かしっくりしないものがある場合も多い。そんな中で、東京都杉並区にある高齢者デイサービスセンター「松渓ふれあいの家」は、男性利用者が常時7割以上を占める全国でも珍しいデイサービス施設である。その理由はずばり「好きなことがやれるから」。

多くのデイサービス施設が折り紙、お手玉遊び、童謡合唱などの女性的・画一的なプログラムになっている中で、「松渓」ではマージャン、囲碁・将棋、パソコン、オセロ、書道、絵画、園芸など、多彩なプログラムの中から利用者がやりたいことを自由に選んで楽しいひとときを過ごすことができる。図書コーナーには「男性向け」雑誌も用意されている。この施設の利用者は現在約100人、受け入れは月~土曜日、1日の定員は30名で毎日ほぼ満員状態である。利用者100人のうち要介護の人は20人程度で、介護度の比較的低い70代から80代の男性が多数を占める。

「マージャンができる」と人気のデイサービスその1日はまず午前中、健康チェックに始まり、身体をほぐす軽い体操や、スタッフが工夫を凝らしたクイズ形式の「頭の体操」など、全員揃って行なうプログラム。手作りの昼食をとり、希望者は本格的なコーヒーか紅茶を注文できる。さらに毎月5の日(5日、15日、25日)にはワインを味わうこともできる。
そして午後はいよいよ自分の好きなことを楽しむ時間。プログラムの中で一番人気はマージャンである。マージャンは日本において特に男子学生、男性サラリーマンの娯楽の代表的なものであったので、利用者の多くはこれを目当てにやってくる。4人で行なうマージャンには、必要に応じて“マージャン・ボランティア”として近所の男性も参加する。スタッフに一から教えてもらってすっかりマージャンにはまっている女性もいる。「1週間のうち、ここでマージャンをするのが一番の楽しみ」という利用者も多い。

プログラムにマージャンが入ったのは、ここが元サラリーマンの男性たちが中心になって作ったデイサービスだからである。会社を定年退職後、男性料理教室で知り合った男たちが「自分たちがデイサービスを利用するとしたら」と考えた。そして「男性の知的興味を満足させるプログラム」を開発した。
この施設の理事長・稲垣あきらさんは「普通の男性サラリーマンの、現役生活の延長線上にあるプログラムでなければ、男は満足できない。地域に足をおろすことをためらっている男性の定年退職者が喜んで利用できる施設にしたい」と語っている。デイサービスという事業に大きな発想の転換をもたらした施設である。

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